FXでの取引

 

銀行間取引は銀行と銀行との取引になり、主に世界の金融機関や銀行だけが参加をし通貨の取引を行なっている、インターバンク市場と呼ばれる銀行間取引市場で行われている取引のことを指します。

こうしたインターバンク市場での通貨の売買は、世界中で行われている通貨取引の8割ほどを占めており、これがそのまま外国為替市場における銀行間取引の占める割合にもなっているのです。

わたしたちが行う投資取引で、この外国為替市場と深い関わりを持っている投資がFXでの取引になり、FXとは、margin Foreign eXchangeの略称になり、日本語では外国為替証拠金取引となります。

FXは、この金融商品を取り扱う証券会社や取引業者に対して証拠金を預けることにより、証拠金を担保としてその取引業者で用意されている通貨銘柄を借り受け、この借りた通貨を利用して外国為替市場にて売買取引を行い、そこから利益を得るものになります。

実際の通貨が投資家のもとに渡ることはなく、その利益や損失だけの取引となりますので、外国為替市場における為替相場のレート変動を利用して、証拠金取引を用いた差金決済取引を行うものがFXであると言うことになります。

FXでは、取引業者に取り扱いがあれば、世界中の通貨の中から2つの種類を一組にした通貨ペアという銘柄を用い、その二種類の通貨を互いに売買取引していきながら、そこから利益を取り出していくことを目的として行なっていきます。

また、差金決済取引の特徴から二つの通貨のうちどちらの通貨からでも取引を行うことが可能であり、このことにより投資を行う通貨ペアの為替相場が上昇していく状態でも、下降していく状態であっても、どちらの方向にレートが動いたとしても利益を出すことが可能となっています

例えば、日本の円とアメリカの米ドルでの取引の場合には、1ドル100円の相場で1万ドルを100万円で買い注文した場合には、為替相場が変動して1ドル110円になった状態で、1万ドルに売り注文を出せば、10万円の利益が出ることになりますが、逆に1ドル90円に下降した場合には損失が出ることになります。

しかし、差金決済取引の特徴を利用し、先に1万ドルを取引業者から借りておき、1ドル100円の時にこれに売り注文を出して100万円を手に入れておき、為替相場が変動して90円になった時に、買い注文で1万ドルを買い戻せば90万円で1万ドルを手にれることができるため、この1万ドルを取引業者に返却すれば、差し引きで10万円の利益が、為替相場が下降方向に動いた場合でも利益を出すことができるのです。

こうしたことから、銀行間取引によって通貨の取引が行われ、そのことによって為替相場のレート変動が起こる外国為替市場は、FXでの取引にはなくてはならないものとなっているのです。