銀行間での通貨の取引

 

銀行間取引は、銀行と銀行のあいだで行われる通貨の取引となっており、こうした銀行間取引は、世界中の銀行の間でそれぞれに通貨の交換取引が行われています。

銀行間の取引は、例えばわたしたちがFXなどで行うような取引よりも遥かに大きな数量の通貨を取り扱っており、また、取引を行えるのが銀行と銀行のみとなっているために、企業などが行う取引とは別の区分となっていて、こうした銀行間合祀での取引が行われている市場のことを銀行間取引市場、またはインターバンク市場と呼んでいるのです。

こうした銀行間取引市場は、世界中の銀行が参加するために、実際に通貨を集めて交換を行うような、いわゆる生鮮食品市場のように実際の場所があったり建物を持つような市場での取引は行われていません。

銀行間での通貨の取引は、電話や現在ではインターネットなどの通信網を利用して行われる取引となっているために、通貨の取引の注文もネットなどを介して行われているのです。

このために、銀行間取引の市場は世界中で行われている取引が連携され、仮想的な巨大市場を作り上げており、この巨大な事象がいわゆる外国為替市場と呼ばれているものになります。

つまり外国為替市場は、世界中の通貨の取引を行なっている市場となっており、世界の各地に点在している為替市場がネットなどで結び付けられて形成されている巨大市場であり、世界にある銀行が参加をしている市場であるということになるのです。

外国為替市場では、世界中の通貨の交換の取引、いわゆる売買取引が行われており、それによって通貨と通貨の価値が変動しています。
この通貨と通貨の価値の違いは為替と呼ばれ、現在では多くの国が為替に対して固定制ではなく、自由変動制を用いているために、この為替相場はあらゆる要素に呼応してその為替の値が常に変動していることになり、また、日本時間で月曜日の早朝から、土曜日の早朝までの時間帯は、世界に点在する為替市場のいずれかが開場していることになるために、取引が行われ続けているのです。

また、この外国為替市場の為替相場は、それぞれの通貨に対して存在してるために、例えば日本の円とアメリカの米ドルでは円高の傾向であったとしても、円とヨーロッパ地域のユーロとの為替相場は円安の傾向にあるといった状態もあるために、通貨を利用したFXなどの投資取引は、自分の取引を行なっている通貨に対しての為替相場を確認する必要があるでしょう。

このような特徴を持つ外国為替市場の為替相場になりますが、その中でも最も取引量が多いものが、銀行間取引での通貨取引となっており、わたしたちが行なっているFXなどの通貨を使った投資も、証券会社やFX取引業者が注文を取りまとめて、カバー先を呼ばれる銀行に対して注文を行なってもらっているために、広い意味ではこの銀行間取引に参加して行なっていると言えるのです。