銀行間取引の相場

 

銀行間取引は、世界中の銀行が参加して通貨の取引を行っている市場になり、外国為替市場で行われている取引のほとんどが、この銀行間取引にて行われているものになっているのです。

こうした事から、この銀行間取引による通貨の取引によって生じるその相場の変動が、外国為替市場にて起こる為替相場の変動にもなっており、この銀行間取引の市場であるインターバンク市場を利用して、通貨の売買取引を行っているFXでの取引にも、銀行間取引の相場は大きく関わってくることになります。

FXでの取引では、世界中の銀行が取引を行っているインターバンク市場を利用して投資取引を行っていますが、この市場で取引が行えるのは銀行だけと決められているために、通常ではわたしたち個人投資家では取引を行えません。

しかしながら、FXではわたしたちは、証券会社や取引業者を窓口にすることで、このインターバンク市場に参加することができるのです。

FXを始める前には、この金融商品を取り扱っている証券会社や取引業者を選択し、そこに取引専用の口座を開設して証拠金を預けなくてはなりません。
こうすることにより、証券会社から通貨を借りる事ができるようになるため、この通貨を利用してFXでの取引を行うことが可能になります。

わたしたちが、証券会社が提供する通貨の銘柄の中から取引をしたい通貨を選び、実際に買い注文や売り注文などを行うと、証券会社は私たちの注文を取りまとめて、カバー先と呼ばれる銀行や金融機関にその発注を仲介して流します。
このカバー先である銀行や金融機関は、インターバンクに参加することができるために、FXを取り扱っている証券会社が取りまとめをした、わたしたちの売買注文をインターバンクに発注して約定をさせることになるのです。

こうしたカバー先は、FXを取っている証券会社1社に対して、通常は複数存在していることがほとんどであり、こうしたカバー先が豊富な証券会社は、その売買注文の約定の力も大きく上がるために、FX取引を行うために証券会社やFX取引業者を選ぶ場合などは、このようなカバー先が豊富な取引業者を選ぶのが良いでしょう。

実は、カバー先によって約定の力や相場の値の違いなどがあり、複数のカバー先にわたしたち顧客である投資家の注文が当てはまるような場合には、その中から最も有利になるようなカバー先が選択されて取引が行われることになっているのです。

こうしたFXでの取引は、取引所取引やノーディーリングデスク式取引と呼ばれており、投資家対FX業者の取引である相対取引ではない、こうした方式のFXであれば銀行間取引の相場の変動を利用して取引を行うことができます。